Tansaには今、専従のジャーナリストが3人います。辻麻梨子、中川七海、渡辺周です。
今年はこの3人で、「誰が私を拡散したのか」、「公害PFOA」、「消えた核科学者」、「保身の代償」を社会に送り出しており、さらに自民党の政治とカネ、農薬ネオニコチノイド、違法漁業、労働組合弾圧など様々な問題を取材中です。順次、リリースしていきます。
いずれも手間隙のかかる取材です。他にも着手したいテーマが山ほどあるのですが、今手掛けているテーマだけで精一杯です。窮地に立っている人たちから取材依頼を受けても、どうにもなりません。私たちはいつも心苦しい思いを抱えています。
そこでこれから、専従のジャーナリストを増やしていこうと思っています。
その際、Tansaが重視するのは若手の育成です。ベテランも大切ですが、未来を担う若手のジャーナリストを育てることはもっと重要です。
新聞社やテレビ局は記者育成に力を入れる余裕がないようです。大学にも日本では本格的なジャーナリズムスクールがありません。自分たち自身で、社会に貢献できるジャーナリストを育成しなければなりません。
そのためには、安定的な財源であるマンスリーサポーターの支援が必須です。育成には時間がかかるからです。1人前になるには最低5年はかかります。
2017年の創刊以来、Tansaは育成手法で試行錯誤を重ね、ノウハウを確立しました。マンスリーサポーターからのご支援は必ず生かします。
Tansaは寄付者を「お客様」とは考えていません。社会を共に前へと進める「仲間」であり「伴走者」だと思っています。
ぜひ、マンスリーサポーターの輪に加わってください。何卒、よろしくお願い申し上げます。
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