
第8回口頭弁論後の報告会で解説するTansaの編集長・渡辺周=東京都港区で2026年6月23日、千金良航太郎撮影
6月23日、Tansaが国を提訴した「国葬文書隠蔽裁判」の第8回口頭弁論が東京地裁であった。
裁判のポイントは、2022年7月12日から14日にかけて、内閣官房、内閣府、内閣法制局の官僚たちが何を話したのかだ。当時の岸田文雄首相は2022年7月14日、この3者協議の結果を受けて国葬を閣議決定により実施すると表明している。
だが国はこれまで、「政策に影響を与える協議ではない」という理由で、3者協議の内容を記録した文書について「捨てた」か「そもそも記録していない」と主張。協議に参加した官僚たちも、裁判所に提出した報告書で「記憶にない」を多用した。
そこでTansaは協議に参加した官僚4人の証人尋問を求め、東京地裁が了承した。当初は8月21日に4人を尋問する見込みだったが、Tansaの弁護団は尋問時間の追加を求め、認められたため、8月24日も日程に加えることになった。
第8回口頭弁論で決まった日程は以下の通り。場所は、東京地裁第103号法廷。
証人尋問でのポイントは、8月に入って数回に分けて報じる。
▽8月21日 開廷は午前10時15分
御厩敷(おんまやしき)寛
内閣官房内閣総務官室企画官(当時)、現・水産庁漁政部漁業保険管理官
午前10時20分から。国が20分、Tansaが45分の予定
西澤能之
内閣官房内閣総務官室内閣参事官(当時)、現・総務省行政管理局企画調整課長
午後1時30分から。国が20分、Tansaが45分の予定
中嶋護
内閣府大臣官房総務課長(当時)、現・内閣府大臣官房審議官(沖縄政策及び沖縄科学技術大学院大学担当)
午後3時15分から。国が20分、Tansaが15分の予定
▽8月24日 開廷は午後1時25分
乗越徹哉
内閣法制局参事官(当時)、現・厚生労働省政策企画調整官
午後1時30分から。国が20分、Tansaが40分の予定
引き続き署名を集めています

国葬文書の開示を求める署名を6月17日付で、高市早苗首相、林芳正総務大臣、岩尾信行内閣法制局長官に提出しました。
署名は引き続き募集しており、追加での提出も予定しています。ぜひご賛同ください。
記録のない国一覧へ
メルマガ登録