保身の代償 ~長崎高2いじめ自殺と大人たち~
長崎県にあるカトリック系私立海星学園で2017年、1人の高校生がいじめを苦に自殺した。遺族はわが子に起きた悲劇が繰り返されないよう願い、真相を追及している。だがそこへ、高校と長崎県、さらに共同通信と長崎新聞が遺族の前に「壁」となって現れる。保身に走る大人たちが、繰り返されるいじめ自殺の構造を温存する。保身の代償はあまりに大きい。
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石川氏の記者職剥奪はやはり「懲戒処分」だった/裁判の山場・証人尋問を前に、共同通信が漏らした本音
2025年01月11日17時00分 中川七海
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繰り返される児童・生徒のいじめ自死を止めるために
2025年01月09日13時00分 中川七海
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遺族「あの本は、私たちの経験に基づいた全て真実」/長崎新聞から共同通信への「見解文書」入手②
2024年11月21日15時00分 中川七海
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遺族への取材は「必要ない」、著者の「私怨」が動機の「悪意に満ちた本」/「当社だけではなく、共同通信の加盟各社にも波及する問題」 /長崎新聞から共同通信への「見解文書」入手①
2024年11月15日7時00分 中川七海
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共同通信「自由に取材をさせるのは組織管理上のリスク」/「報道の自由裁判」第8回口頭弁論
2024年11月01日23時57分 中川七海
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共同通信が沈黙する4つの重要ポイント/「報道の自由裁判」第7回口頭弁論
2024年09月13日22時00分 中川七海
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「『いじめの聖域』が長崎新聞の名誉を毀損した」という主張をやめた共同通信/第6回「報道の自由裁判」
2024年07月26日21時47分 中川七海
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共同通信にとっての「一般読者」とは? /「報道の自由裁判」でほとんど埋まった傍聴席
2024年06月07日21時26分 中川七海
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共同通信、裁判で「長崎新聞は私企業」と主張=批判してはいけない存在?
2024年04月26日20時00分 中川七海
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「事前抑制」に及んだ共同通信/表現の自由を守る弁護士「報道機関として恥ずべき行為」/なぜ今、この裁判が重要なのか
2024年03月22日19時40分 中川七海
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組織所属の記者はジャーナリストか、組織人か/「報道の自由裁判」第2回口頭弁論
2024年01月19日23時02分 中川七海
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「この10年、どれくらいの子どもたちがいじめで命を絶ったことか」/遺族が法改正を訴え署名集めを開始/長崎高2いじめ自殺
2023年12月15日18時30分 中川七海