探査報道ジャーナリスト養成学校

探査報道ジャーナリスト養成学校

日本のマスメディアに対する社会の信頼が揺らいでいます。新聞社やテレビ局は経営難とも相まって、その存亡をかけて喘いでいます。世界に類を見ない数百万部という部数を誇った全国紙も例外ではありません。この20年間で、状況は完全に変わりました。
インターネット社会では誰もが情報を入手し、発信できます。だからこそ、ジャーナリストが社会からプロフェッショナルとして求められるためには、倫理観を伴った高度な技術が必要です。プロにしかできない仕事が探査報道です。自分が暴かなければ表に出ることのない真実を、プロの覚悟と技術で発信するのです。
SNSでアメリカの大統領までもがフェイクニュースを流す時代です。市民もまた「一人一人がジャーナリスト」という意識を持ち、情報入手と発信の技術を向上させることが必要です。
Tansaは2020年11月、「ジャーナリストの更なるプロフェッショナル化」と「市民のジャーナリスト化」を目指して探査報道ジャーナリスト養成学校「Tansa School」を開校しました。Tansaが培った技術と知識を、国内外のベテランジャーナリストや他の職業のプロと連携して伝授します。

単なる講座ではなく「学校」としたのは、市民とジャーナリストが共に学び連帯する場とするためです。探査報道のプロをTansa Schoolから一人でも多く輩出すると共に、社会全体でジャーナリズムを創り上げる機運を醸成していきます。

ベーシックコース(2022年3月より第2期生応募スタート)

  • コース概要 〜 市民をジャーナリストに、ジャーナリストを一流のジャーナリストに 〜

    だれでもご参加いただけます。ベーシックコース第1期では、全国の新聞社やテレビ局の若手記者、地方議員、NGO職員、社会投資家、学生など44人の方々にご参加いただきました。市民ジャーナリストの育成もモットーにしているので、報道を生業にしない方でも仕事や日常生活に活かせる内容となっています。

    スキル編10回、マインドセット編5回、オープンデータ編5回の計20回の授業となっています。オンデマンド配信ですので、好きな時間に何度でもご視聴いただけます。

    動画での授業に加え、ゲスト講師を招いた研修会を開催します。ゲスト講師には、元朝日新聞特別報道部長の依光隆明さん、元ニューヨークタイムズ東京支局長のマーティン・ファクラーさんをお迎えします。参加自由、別途料金(3,300円)が必要です。

  • カリキュラム

    こちらからご覧いただけます

  • こんな方におすすめ

    ・探査報道(調査報道)をやっていくだけの土台になるノウハウを得たい記者の方
    ・フェイクニュースに惑わされず、自ら情報を精査して発信できるようになりたい方
    ・所属するNGOが取り組むテーマで調査力を向上させたい方
    ・ライフワークの分野で情報収集の間口を広げたい弁護士の方
    ・参加している市民活動の分野で、行政とも渡り合えるような情報取集力をつけたい方
    ・議案チェックや政策推進のための調査力をつけたい議員の方
    ・生徒に主体的な情報収集と発信のノウハウを教えたい教師の方
    ・進出する分野や国の、可能性とリスクを調査する力をつけたいビジネスパーソンの方

  • 講師

    スキル編     渡辺周(Tokyo Investigative Newsroom Tansa編集長)
    マインドセット編 辻和洋(國學院大学経済学部助教)
    オープンデータ編 渡辺真希子(学術情報の専門家)
    ゲスト講師    依光隆明(元朝日新聞特別報道部長)
             マーティン・ファクラー(元ニューヨークタイムズ東京支局長)
    講師のプロフィールとメッセージはこちらからご覧いただけます

  • 期間

    第1期:2020年11月〜2021年3月
    第2期:2022年4月〜2022年9月

  • 料金

    66,000円

  • お申し込み

    2022年3月より開始予定

アドバンスドコース(2022年10月より開校予定)

  • コース概要 〜 プロにしかできない技でスクープを獲る 〜

    記者経験5年以上、もしくはTansa Schoolのベーシックコースを受けた方が対象です。

    記者には警察のような捜査権限はありません。それでも政治権力や大企業が隠す事実を取材で暴くにはどうしたらいいか。暴かれた側が、訴訟や公権力の濫用を通じて反撃した時にどう防御したらいいか。具体的なノウハウをケーススタディに沿って伝授します。Tansaが加盟する88か国227組織の探査報道ネットワーク「Global Investigative Journalism Network 」の最新知識も取り込みます。

    スキル編10回、マインドセット編5回、オープンデータ編5回の計20回の授業です。オンデマンド配信ですので、好きな時間に何度でもご視聴いただけます。動画での授業に加え、ゲスト講師を招いた研修会を開催します(参加自由・別途料金)。

  • カリキュラム

    受講生募集時に公開

  • こんな方におすすめ

    ・当局や企業など特定の組織や特定分野の「担当」をしたことはあるものの、スクープが取れない新聞、テレビ、通信社の記者の方
    ・これまで自分が発信した分野をライフワークとするため、探査報道(調査報道)作品を手掛けたいフリーランス、雑誌記者、テレビ局のディレクターの方
    ・取材チームを率いるキャップ、デスクの方

  • 講師

    スキル編     渡辺周(Tokyo Investigative Newsroom Tansa編集長)
    マインドセット編 辻和洋(國學院大学経済学部助教)
    オープンデータ編 渡辺真希子(学術情報の専門家)

  • 期間

    2022年10月〜2023年3月(予定)

  • 料金

    88,000円

  • お申し込み

    2022年9月より開始予定

プロジェクトコース(2023年、第2期開校予定)

  • コース概要 〜 名刺がわりになる作品をつくる!〜

    プロジェクトコースは、8カ月間かけて探査報道(調査報道)の手法を学びながらそれぞれの現場で実践してもらうプロジェクト型のコースです。

    「せっかく手掛けたいテーマや端緒があっても、どうやって成就させていいか分からない」。そんなもどかしい思いをしている人たちに、個別にアドバイスしながら伴走します。探査報道(調査報道)で日本新聞協会賞や日本外国特派員協会の賞を受賞するなど、講師は熟練のジャーナリストです。

    期間中、受講生が集っての4回の研修(テーマ設定、取材手法、記事化などをレクチャー)、月1回程度のオンラインミーティングを実施するほか、常に個別質問を受け付け取材をサポートします。

    本コースを通じて、今後のキャリアにつながる「名刺がわりになる作品」をつくることを目指します。

  • カリキュラム

    受講生募集時に公開
    参考:第1期のカリキュラムはこちらからご覧いただけます

  • こんな方におすすめ

    ・深掘りしたい具体的なテーマをお持ちの方
    ・受講期間内にご自身で設定したゴールの達成のために時間とエネルギーをかけられる方

  • 講師

    渡辺周(Tokyo Investigative Newsroom Tansa編集長)
    辻和洋(國學院大学経済学部助教)
    依光隆明(元朝日新聞特別報道部長)

  • 期間

    第1期:2021年月〜2022年2月
    第2期:2023年開校予定

  • 料金

    110,000円

団体様向けワークショップ(随時受付中)

  • 各団体の要望に合わせた授業を実施します。実施方法(オンライン・出張授業)、内容、回数、料金等はご相談ください。まずはメールでご連絡ください。

  • これまでの実績

    北鎌倉緑の洞門を守る会/神奈川県議会女性活躍 推進議員連盟/フリースクール木のねっこ/琉球新報/中日新聞/東京土建一般労働組合

  • こんな方におすすめ

    ・生徒たちに主体的な情報収集と発信のノウハウを身につけさせたい中学・高校
    ・ジャーナリスト志望の学生が多い大学のゼミ
    ・社員のメディアリテラシーを向上させたい企業、新人記者教育をしたいメディア企業、市民活動に取り組んでいる団体

  • 講師

    渡辺周(Tokyo Investigative Newsroom Tansa編集長)、他

  • お問い合わせ先

    メール宛先:contact@tansajp.org

受講生の声

  • ・TansaSchoolの研修では、技術面だけでなく精神的にも支えられている。/30代・フリー記者
    ・日頃の仕事を理屈で整理しメソッド化するとこうなるんだな、と感心した。/40代・全国紙政治部記者
    ・学んだことを現場で実践して疑問が生じた時も、とても分かりやすく丁寧に対応いただけた。/30代・ネットメディア記者
    ・普段の職場には、原稿の企画や内容を相談したり、フィードバックしてもらえたりする人がいないので、本当にありがたい。/30代・経済誌記者

運営・協力

主催 特定非営利活動法人Tansa
協力 特定非営利活動法人まちぽっと、一般財団法人日本民間公益活動連携機構(JANPIA)

お問い合わせ

特定非営利活動法人Tansa(contact@tansajp.org)までお願いします。なお、受講申込については受講生の募集期間にお問い合わせください。