7月2日にYouTubeライブイベントを開催します。

タイトル：「なぜ新聞、テレビはTansaのクレジットを載せないのか？」

日時：7月2日（土）11時〜12時

形式：You Tubeによるライブ配信（配信後にアーカイブが残ります）

参加費：無料

申し込み：不要

配信URL：https://youtu.be/FruX4-FZiIE

ご質問、ご意見：配信中のコメント欄に投稿するほか、事前にフォームでも受け付けています

テーマは「クレジット問題」です。ここでのクレジットとは、報道の出所などを明らかにするために、先行報道を行ったメディアの名前を記載することを指します。

これまでたびたび、Tansaが独自に報じた記事の内容を大手メディアはクレジットを載せずに掲載してきました。しかしこれはTansaだけの問題ではありません。日本の大手メディアでは、スクープを最初に報じたメディアや記者の名前を掲載する習慣がないからです。

多くのマスコミが、スクープの内容が事実かどうか自社で裏付けをとる、いわゆる「後追い取材」の結果、事実が確認できれば自社の内容として載せるという方法を取り続けています。

一方で、海外メディアでは先行する報道に敬意をもち、クレジットを記載するのが一般的です。

日本は2022年5月に発表された「国境なき記者団」の調査で、ジャーナリズムが大手メディアによる寡占状態であることが指摘されています。クレジットの不掲載も、こうした寡占状態をさらに助長する行いです。

YouTubeライブでは、配信中にコメント欄にて質問を受け付けるほか、グーグルフォームでも事前にご質問やご意見を募ります。マスコミの中にいる記者やフリーランスのジャーナリストなど、当事者の方からのご意見も大歓迎ですので、ぜひご参加ください。

今後「ジャーナリズムを創る」と題し、現在のメディアをめぐるさまざまなテーマで、イベントの開催やコラムのリリースを行っていきます。

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