
「NO! PFAS女性ネット」のメンバーで「小金井の水連絡会」共同代表の山内美穂さん=東京都千代田区で2026年3月19日、千金良航太郎撮影
「NO! PFAS女性ネット」が、2026年4月1日に発足した。
呼びかけたのは、北海道、東京、静岡、大阪、兵庫、岡山、沖縄に住む8人の女性たち。
自分が住んでいる地域でPFAS汚染が明らかになっても、汚染についてイチから調べたり、市民団体に加入して行動したりするのはハードルが高い。
そこで8人は、子育てや仕事で忙しい女性でも、自分に合った頻度や方法で気軽に参加できるネットワークを立ち上げた。
一人で悩む女性たちを繋ぐために
4月3日、「NO! PFAS女性ネット」の呼びかけメンバーが、発足を伝える記者会見をオンラインで実施した。
女性ネットのメンバーは、3月8日の国際女性デーに合わせて「つながろう! PFAS法規制にモノ申す全国ネット」を立ち上げた8人だ。PFASの水道基準の見直しや、ロードマップの策定を求めるオンライン署名を始動し、活動してきた。
署名は、わずか1カ月足らずで3万9000筆に到達。全国各地でPFAS汚染に悩む人々から、続々と賛同が集まっている。
この間、全国ネットには、子どもの健康を心配する女性からの声が多く届いた。PFASは、妊娠高血圧症や染色体異常をはじめ、妊娠中の女性や胎児、幼い子どもへの様々な健康影響が指摘されている。
一方で、育児や家事、仕事で忙しく、PFAS汚染について勉強する機会がつくりにくかったり、市民団体で活動できる時間を確保できなかったり。一人で悩んでしまう女性がたくさんいることが分かった。
そこで全国ネットは、PFAS汚染に不安を感じる女性たちが全国的に繋がり、情報交換や悩みの相談、問題解決に向けた企画などを行うための「NO! PFAS女性ネット」の発足を決めた。個人加入で、自分に合った頻度・方法で気軽に参加できる。
呼びかけ人の一人で、「小金井の水連絡会」共同代表の山内美穂さんは、女性ネットの意義をこう語った。
「女性の感性は、やっぱりすごいなと思っていて。(問題に対して)ピンときて、すぐ動くところが、(子どもの)命を育てる本能と直結してる。そういうところが行動にも繋がっているし、物事を動かすんじゃないかなと」
山内さんの言葉通り、女性たちでつくる全国ネットは、「オンラインでの署名提出が苦手」という声も拾い上げた。すぐに対応し、紙での提出も可能にした。
署名の提出先は、厚生労働省、環境省、農林水産省、国土交通省、子ども家庭庁の5者。
10万筆を目標にしており、今年6月末から7月初旬に提出予定だ。
【署名】
オンライン:サイトはこちら
用紙:ダウンロードはこちら
公害「PFOA」一覧へ【女性ネットへ参加、署名に関するお問い合わせ】
NO! PFAS女性ネット、つながろう! PFAS 法規制にモノ申す全国ネット
呼びかけ人代表 長岡ゆりこ(大阪)
電話:090-8376-1215
メール:osakapfas.nagaoka@gmail.com
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