参院選の東京選挙区には、7議席をめぐり32人が立候補している。
テレビや新聞の情勢調査で優勢が伝えられているのが、参政党のさや氏だ。ジャズ歌手のかたわら、保守系メディアのYouTube番組などに出演してきた背景を持つ。選挙演説では経済の立て直しや消費税廃止を中心に訴えている。
だが、さや氏は本当に生活者の味方なのか。
Tansaが出演番組やSNSでの発言を調べると、核兵器の推進や歴史修正、働く女性への事実に基づかない偏見などが見つかった。
Tansaはなぜ参政党に反対するのか。私たちの宣言はこちらです。

四ツ谷駅前で街頭演説を行うさや氏。聴衆には参政党に反対する人たちも目立った=2025年7月18日、千金良航太郎撮影
⚫︎日本人って元々すごいモラルがやっぱ高いと思っていて、その子どもを産み育てようっていう風になった時に、あの海外だとシングルマザーでもどんどん産んじゃうとかっていう、フランスとかもそういう選択肢があるんですけど、日本人の場合やっぱ子どもにいい環境を与えてあげたいとか十分な教育をあげたいとか、そういうなんて言うんでしょう? 子どもを思う気持ちがすごく強いんですよ。もう歴史的に見ても。(2025年7月6日、YouTube「【参院選】参政党「さや」が情勢調査「東京選挙区トップ」に浮上【三橋貴明×デイリーWiLL】」)
⚫︎「夫婦別姓」を推進する方々の考え方の根底には、「親子」特に「母子」引き離しがある事。だからこそ止めなくてはならないと強く思います。(2025年3月1日、X)
⚫︎(ワーキングマザーに関して)誰もね、仮面をつけた母親と接したいなんて子どもは思わないですもんね。本当のお母さんの顔。(2025年7月15日、YouTube「【「ワーキングマザー」の短歌集】自分のためだけに、存在してほしいと、子どもは望む。」)
⚫︎やっぱアジアの地域の安定とか日本が強くなければ、経済的にも、私は軍事的にも強くあるべきだと思うので、その2つの柱を日本がしっかり握ってない、立ててないと、このアジアのパワーバランスが崩れて、それこそ戦争を招くことになるわけですよ。(中略)日本の強さっていうのをもう1度取り戻さないと、それこそ世界にとっても害悪だと思うのでね。(2025年6月2日、YouTube「【参政党】日本政府に見捨てられた氷河期世代「さや」が財務省に激怒「日本をなめるな!」【デイリーWiLL】」)
⚫︎田母神俊雄さんの田母神論文という、日本はかつて先の大戦で東南アジアの国々のために、ためにも戦ったんだと。そして日本がアメリカの人質になるような形で東南アジアの国々を独立させる。そういう機運を作ったんだ、ということを田母神論文でお書きになってですね、日本はいい国だったと現役の幕僚長時代にですね、そういうことを発言されていたんです。で、その論文が問題になって国会に呼び出された時にですね、田母神さんはその論文の内容を否定するつもりはありませんと。日本はいい国ですと言い切った。その田母神さんの姿を見た時に、私は初めて信用できる、信頼できる大人の背中を見ました。(2025年7月15日、YouTube「7/15 調布 さや個人演説会 ⚠️一部画質が悪いので録画版をご視聴ください🙇♀️ 及川幸久 田母神俊雄 坂東忠信 吉川りな」)
⚫︎自分たちの防衛力、自国のためにどれだけ活用できる、まぁ、兵器があるのかっていうのを考えた時に、あの北朝鮮ですらも核兵器を保有するとですね、一応国際社会の中でトランプ大統領と話ができるくらいまでには行くわけですよね。 あの、交渉ができるという。そういう状況まで行くということを考えると核武装が最も安上がりであり、最も、まぁ、安全を強化する策の1 つだとは考えてます。(2025年7月3日、YouTube「【参院選ライブ】参政党 さや/社民党 西美友加/日本保守党 小坂英二【投票誰にする会議~参院選2025東京選挙区~】」)
⚫︎学校教育の中では教えられないことが兵役の中では教えることができる、体験することができる。教育でできない補完的な部分というか、日本だったら益荒男(ますらお)に手弱女(たおやめ)があるように、益荒男の部分を体感することができるっていうので兵役は教育的な役割があるなと思う。(中略)国の独立を真に願う、願うというか、真に実現しようとするいわゆる政治家なり、官僚もそうだし国民全体の意識が高まらない限りは、なかなか難しいだろうなっていう気はしてます。ただそれを意識をガラッと変える方法としては核武装っていうのも一つあるのかなという気もしているのでこれはどんどん議論していきたいんですけれども(2023年7月13日、YouTube「【三姉妹】大人の道徳で「徴兵制」を考える」)
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Tansaは報道機関として参政党に反対します 基本的人権と民主主義を守るため宣言します
参政党・神谷宗幣代表の過去19年間の発言を総ざらい 議会質問、書籍、ブログ、YouTube、雑誌 差別や戦争助長する発言の数々
消えた「法の下の平等」「思想の自由」、 盛り込まれた「神話教育」「軍事裁判」 参政党憲法案の危険性
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