大阪・摂津市で全国一のPFOA高濃度汚染が広がっている問題について、摂津市民からなる「PFOA汚染問題を考える会」が2023年2月24日、大阪府の吉村洋文知事に対して1万6317人分の署名を提出した。考える会事務局長の谷口武氏は、「行政も、汚染源であるダイキン工業も有効な調査・対策を行おうとしない」「指導・監督責任のある大阪府に有効な調査・対策を求める」と述べた。
大阪府事業所指導課の課長補佐・小梶登志明が受け取り、「大阪府としまして、この署名を受けまして、摂津市と連携しまして、今後ダイキン工業に対して対策を促進するなど、適切な対応をしていきたいと思います」と明言した。
この後、谷口氏ら考える会メンバーが大阪府庁にて、記者会見を開いている。